シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書は、亡くなった年のものを使います

 

2019年(令和元年)7月1日、国税庁のサイトに令和元年度の相続税の申告書等の様式一覧が掲載されました。

 

 

相続税の申告をするときに使う、「相続税の申告書等の様式」。

被相続人の亡くなった年によって、使用する書式が異なります。

 

平成31年に亡くなった方、令和元年に亡くなった方は、今回掲載された、相続税の申告書等の様式一覧(令和元年分用)を使います。

 

相続税の申告書等の様式一覧(令和元年分用)|国税庁  

 

 

令和元年度の書式が掲載される前日、6月30日までは、最新のものとして平成30年度の書式が公開されていました。

しかし、平成30年度の書式が使用できるのは、平成30年1月1日〜平成30年12月31日の期間に亡くなった方について、相続税の申告をする場合。

 

たとえば、平成31年の1月に亡くなった方にかかわる相続税の申告をしようと、5月のゴールデンウイークあたりで動き始めて、申告書に記入して提出しようとしても…

平成31年度分(この場合は、令和元年度分になりますが)が掲載されるまでは、申告書に記入できない、ということになります。

 

 

 

その年の上半期に亡くなった方についても、毎年だいだい7月1日に公開( される申告書の書式を使うことと定められているので、提出する申告書の書式を国税庁のサイトからダウンロード・印刷して使用する際には、年度の確認を。

 

平成31年1月1日〜平成31年4月30日

令和元年5月1日〜令和元年12月31日

上記の期間に亡くなった方にかかわる相続税の申告には、こちらの様式を。