シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

【手続き】亡くなった人が契約していた携帯/スマホを解約するには?

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亡くなった人が使っていた携帯。

これもまた、相続人が手続きをして解約(または名義変更)しなければなりません。

この記事では、主な携帯会社について解約の方法や連絡先をまとめました。

 

亡くなった人が契約していた携帯/スマホを解約するには?

 

使っていた携帯の会社に「契約者死亡にともなう解約」をしたい旨、連絡をします。

「契約者が亡くなったので代理で解約の手続きをしたい」と申し出て、必要な手続きを進めていきましょう。

  ※連絡先をまとめました。   【リンク集】解約の連絡 (携帯・スマートフォン)  

どんなことを訊かれるの?

連絡の際、主に
・契約者の情報(登録している住所や電話番号、生年月日、もしわかれば契約者番号など)
・契約者の死亡年月日
・連絡をしている人の、契約者との関係(続柄や、相続人であるか、等)
・希望する手続き(解約か、継承か)
などを訊かれます。

手続きに必要なものは?

契約者本人の情報が確認できたら、具体的な解約の手続きが始まります。

携帯会社によっては、手続きのときに
・契約者死亡の事実がわかる書類(死亡診断書、住民票の除票など)
・連絡者の身分証明書
・契約者と連絡者の関係がわかる書類(戸籍謄本など)
などの書類の提出を求められることもあります。

手続きには時間がかかるの?

解約(契約者死亡に伴う解約)手続きに必要な提出書類や完了までにかかる期間は、携帯会社によって異なります。なかには解約が完了するまでの期間が2週間ほどかかるケースもあるようです。

携帯会社や契約のプランによっては、解約を申し出た後も料金の請求が生じる場合もあるので、無理しすぎない範囲で、できるだけ早めに連絡を入れることをおすすめします。

解約しないで、別の家族が使い続けることは可能?

契約者が亡くなった場合の手続きには、「解約」と「継承」があります。

これから先、亡くなった方が使っていた回線(電話番号、メールアドレス等)を使用しない場合には「解約」をしてしまいます。

もし引き続き家族(相続人)の誰かが使用したい、という場合には、「継承(名義変更)」の手続きをします。

ただし、携帯会社によって継承ができるところとできないところがあるので、問い合わせの際に確認をするようにしましょう。

手続きをするのは、店舗?電話?

 

手続きの方法や、申請をする窓口も、携帯会社によってまちまちです。

いわゆる「三大キャリア」はいずれもオンラインでの手続きはできず、直接ショップへ行って手続きをします。

格安スマホの場合、サポートセンターへ電話して手続きを進めるところと、「マイページ」からweb上で手続きを進めるところが多いようです。

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※具体的な連作先については別記事でまとめています。 

ログインIDやパスワードが不明、マイページにログインできない場合は?

 

契約者本人が亡くなってしまっている場合、契約情報や、マイページにログインするための情報(メールアドレスやパスワードなど)がわからないケースが多いのではないでしょうか。

もし郵便物を確認できるようであれば、まず契約情報が郵送されていないか調べてみます。

それが難しいようであれば、各携帯会社の問い合わせ窓口へ連絡し、必要な手続きを問い合わせるようにしましょう。

携帯の解約とは別に、有料サービスの契約解除が必要な場合も

 

気をつけたいのは、携帯の解約以外にも解約をしなければならない手続きがあるケース。

契約によっては、月額プランの中に有料サービスが特典として付帯していることがあります。

たとえば、ワイモバイルの場合
①ワイモバイルの解約 だけでなく
②ヤフープレミアム会員の解約(税込み508円)
が必要です。

また、NifMoなどのように、
①携帯(通話やデータ通信)のサービス解約と
②@niftyのサービス解約
の2段階の解約手続きをする必要があるケースもあります。

手間はかかりますが、早いうちにキッチリ手続きをしておくと安心ですね。