シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

申告を終えて

 

相続税の申告、なんとかやり遂げました。

 

ほんっとに大変でした。

「餅は餅屋」

素直に専門家にお願いしておけばよかった…と何度思ったことか。

 

それでも、やってよかった。

 

自力でやった、とは言っても

たくさんの助けがあったからできたこと。

 

ともあれ、期限内に申告と納税ができて、ほっとしました。

 

ほっとしたら、緊張感から感覚を鈍らせていた

かけがえのない家族を亡くした悲しみ、寂しさ、やるせなさ、

たくさんの感情が湧いてきて

思い返すたびに

油断すると涙でグシャグシャになりそうになります。

 

 

家族に先立たれ遺された側としては

愛する人を失った事実と向き合い、受け入れ、

気持ちの整理をする十分な時間がほしいところ。

 

しかしながら、法律によって

10か月の間に

故人が亡くなった時点で所有していた財産を明らかにして

必要があれば申告書を提出し納税まで済ませねばならない、とされています。

 

10か月、というのは

長いようで、けっこう短く感じるものです。

 

とはいえ、申告を終えるまでは

なかなか気も休まらないところがあるのも、また確かで

10か月とはいえ、焦りやプレッシャーのようなものを

感じやすい期間でもあるかもしれません。

 

 

手続き的な面からも、気持ちの面からも

頼れる税理士さんに力になってもらうのが

申告までの期間(そして、申告後も)

心の負担を軽くするために賢い選択だと思いますが

 

なかには、それでも

「自分で申告書を作成し、税務署に提出したい」

という方がいらっしゃるのも、知っています。

 

 

わたしがやりとげられたのも

ご自分で申告された方々が

ブログなどでその経験をシェアしておられて

それらを参考にできたお蔭でもあります。

 

 

要領が悪くて二度手間になってしまったり

手順がまちがっていて余計な作業をしてしまったり

決してスムーズではなかったし

専門家だったらしないであろうミスやどんくさいことも

たくさんしてしまいましたが

 

その経験があるからこそ

得られたものもたくさんありました。

 

 

 

ひとつ前の記事と重複しますが…

 

自分の、この約8か月間の経験を

ブログに書くことで

どなたかのお役に立つことができましたら幸いです。