シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

税務相談のすすめ

 

市区町村などの広報に

法律や税についての無料相談の案内が載っているのを

みたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

無料とはいえ、専門家に相談できる貴重な機会です。

相続税について不安なことや不明なことがあれば

予約をとって、相談をしてみることをおすすめします。

 

わたしの場合、わたしともう一人の相続人が

それぞれ別の市に住んでいるので

それぞれの市で無料相談を受けました。

 

時間は、20〜30分。めっちゃ短いです。あっと言う間。

それだけに、事前に質問したいことを整理していくことをおすすめします。

 

 

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相談では、固定資産税の評価証明書と公図を持参して

不動産の評価方法について質問をしました。

 

 

…担当してくださった税理士の先生が

残念ながら、土地の評価にそれほど慣れておられない方だったので

一般的な評価の仕方については回答が得られましたが

具体的な計算方法や、評価額についてまでは疑問解消には至りませんでした。

残念。

 

 

市区町村の無料相談は、地域の税理士や司法書士、弁護士の先生方が

その後の契約につなげる目的?意味合い?で

やっておられるのか、相談の最後に営業が入りましたが

そこは「ごめんなさい」で(汗)

 

 

限られた時間の中、しかも無料で、…なので

複雑な内容や、特殊な事例について、がっつりと相談にのってほしい

という場合には少し物足りなさを覚えるかもしれません。

 

けれど、相続の手続きを進めていくにあたって

わからないことがたくさんでてきます。

 

調べても、シロウトが誤った解釈をしてしまうことも

十分にありえます。

 

担当の税理士の先生が

相続税の手続に慣れている方でしたらめっちゃラッキーですが

そうでない方であっても、税務の専門家です。

 

わからないことがあれば

聞きに行きましょう。

 

 

 

 

市区町村が案内しているものだけでなく

税理士事務所が設けている「無料相談」のサービスもあります。

 

そちらを利用して

専門家に相談するのもおすすめです。

 

まちがいなく、契約をすすめられるとは思いますが。。。

 

 

 

同じ相談をしても

先生によって解釈が異なるのか

ちがう答えがかえってくることがあります。

 

我が家の場合もあったのですが

真反対のことを言われることもあるのですよね。

 

 

医療におけるセカンドオピニオンではないですけれど

複数の税理士事務所にお世話になって、いろんな先生から

回答やアドバイスを受けました。

 

より妥当で納得のいく判断をするのに

大きな助けになって、非常にありがたかったです。

 

先生のキャリアや、培ってこられた知識や経験、

そして何より、お人柄がわかるのも利点。

 

 

 

無料相談、よいですよ〜。