申告書づくりで助けられた本
申告書の自力作成には、書籍の力もたくさん借りました。
実際に参照し、大きな助けをもらった本を紹介します。
◎ 自分でできる相続税申告
税理士・ファイナンシャルプランナーである、福田真弓先生の著書。
わたしが一番たくさん参照した本です。
申告書づくり全体ではおおよそどのようなことが必要なのか、
個々の作業にあたっては、具体的に何をどう進めていけばいいのか、
シロウトにもわかりやすく、明快に記してあって
とても助けになりました。
本のはじめに「相続税申告難易度チェックシート」があって
自力申告ができると見込めるのか、
はじめから専門家にお願いしたほうがよいのか、
事前にチェックできるのも便利です。
申告にあたってはどのような書類を作成するのか
そのためにどのような資料が必要なのか
依頼者の側でも知っておきたいところ。
説明が具体的でとてもわかりやすいので、
自力申告する方はもとより、
税理士さんにお願いする方へも、おすすめしたい一冊です。
◎ 相続税の申告が自分でできる本
税理士の益子良一先生の著書。
こちらも、とても具体的。
どの第○表は、どこに何をどう書けばいいか、
実際に申告書を書いていく段階になって特に頼りにしまくった本です。
B5サイズ? 判型はちょっと大きめですが
その分、図表が見やすいです。
相続税の申告書の記載例は、わかりやすいのですが
まだ申告のための作業をはじめたばかりの慣れない段階では
いまいち理解につながりにくい部分も、正直あるのですよね。。。
教科書と教科書ガイド?みたいに
この益子先生の本や、前掲した福田先生の本などを手元において
一緒に参照しながら作業を進めていくと、やりやすいように思います。
益子先生が代表社員税理士を務める、税理士法人コンフィアンスのホームページ