シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

相続税の申告書を、経理の知識・経験はもとよりエクセルのスキルもろくに持ち合わせていなかったシロウトが8か月をかけて作成し、所轄の税務署へ提出。その経験をとおして知ったことや感じたことを綴るブログ。

シロウトに相続税の申告書作成は可能なのか

税理士さんの選び方②

 

「税理士さんの選び方①」では、

・税理士さん選びが重要

・選ぶにあたっては「会う」こと

・同じ相談内容を複数の先生に訊いてみるのもおすすめ

という内容を書きました。

 

www.souzokuzei-jirikisinkoku.site

 

 

 

この記事では、その「会う」前の段階

たくさんおられる税理士さんのなかから

どの先生に会うか

 

候補となる先生をどうやって選んでいくか

 

ということについて書いていきます。

 

 

 

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税理士さんを探すには

・紹介してもらう

・ネットで探す

という2つが主なルートのようです。

 

わたし自身は、最終的には自力申告をしましたが

相談する機会を設けてもらい、税理士の先生にもお会いしました。

 

相談にうかがったのは、ネットで探し出した先生です。

 

 

ネットで探す場合、主として

・税理士紹介サイト

・税理士さん/税理士事務所のHP

をもとに判断するかと思います。

 

どちらを使うにしてもおすすめしたいのは

相続を扱っている税理士さん/税理士事務所のHPを

見て回ることです。

 

 

わかる範囲で

・先生の経歴、実績

・サポートの内容(何をどこまでやってもらえるのか)

・費用(報酬の額…基本料金やオプションにかかる料金)

・オフィスへのアクセス(自宅からのアクセス、最寄り駅からの距離など)

上記の4点をチェックします。

 

もし先生自身が書いているとおぼしきブログ記事や

コラム(相続税がらみでの説明記事)などがあれば

それにもざっと目を通します。

 

 

費用は、わたし自身が調べた感覚で言うと

およそ40〜50万円前後、と設定しているところが

多いように感じられます。

 

あとは、被相続人の資産の総額によって

段階的に料金が変わる、という料金設定のところもあります。

 

 

まずは、依頼する側として、いくらくらいでお願いしたいか、

希望する費用のおおよその額を出しておくと

比較がしやすいと思います。

 

 

 

費用とともに、個人的に重要なポイントだと思うのは

専門的な内容を、わかりやすく伝えられるか、ということ。

 

依頼人はまったく何もせず、先生に丸投げする場合には

ここはそこまで大きな要素にはならないかもしれませんが…。

 

しかし、申告をする以上

依頼人としても、何がどのようになっているのか

ある程度は理解しておきたい、という場合には

とても大切なポイントになってくると思います。

 

 

 

説明のわかりやすさは、相談に行ったときに

話をしたらすぐにわかります。

特に、無料相談となると短時間のことがほとんどです。

限られた時間のなかで、要点を、わかりやすく説明できる先生は

もしお願いすることになったときも

依頼者側の希望や事情を的確に汲み取って対応してくださると

かなり期待できるのではないでしょうか。

 

 

 

また、事例を持っていることも、わかりやすさにつながります。

 

税理士のお仕事は守秘義務をともなうために

具体的な事例についてなかなか公開される機会は多くありません。

 

 

しかし、なかには個人が特定されないよう十分に配慮したうえで

実際にどのような事例があったか、公開している先生もおられます。

 

実例をもとに説明をしてくださる先生の話は

より具体的で、シロウトにも理解しやすいように思います。

 

 

むずかしい税務の話をできるだけシロウト相手にも

理解しやすく説明してほしい場合、

具体的な説明が可能か、という部分も

大きなチェックポイントかもしれません。

 

 

とはいえ、そこまで全部のサイトを読み込むのは大変なので

まず、地域でしぼりこみ、

 

たとえば、横浜で探すなら「税理士 横浜市〇〇区 相続」などの

検索ワードで検索をして

 

 

検索で表示されたサイトを訪れて

・相続に関するお仕事を多く引き受けている(引き受けていそう)か

・もしそうなら、費用はいくらか

・無料相談に応じてくれるか

などを確認し

 

 

予算の範囲におさまりそうなら候補のひとつに

予算を超えるようならページを閉じて

また次のサイトを訪れて、内容を確認する

 

 

…というようにして候補をある程度しぼりこんでから

個々のサイトを見ていくようにすると絞り込みやすいです。